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審判の日、いざ裁判所へ。社畜の反撃だあああ

ブラック企業及びパワハラ対処法(我が闘い)

皆様、日本社会で働いている皆様。税収が過去最高85兆円という中、働いて税金天引きされてる皆様。

皆様の職場は、サイコーですか。ホワイトですかーー。

私は過去、職場のムードは悪くパワハラずくしでプチブラックな職場で働いておりました。

詳しくは、過去の記事「-24℃、深夜作業、気づけば鬱へ」をご覧ください。

 

この日本社会は世知辛い。YOU TUBERのひろゆき曰く「日本はパワハラの多い、パワハラ大国」だという。

うむ、こういったハラスメントはダークフィギュア(暗数)もあり、データが多い少ないを正確に反映しているとは言い難いが、実感としてそう思います。

そして、そんなパワハラを受けまくっていたら、我慢して働いていたら、ストレスから「軽度のうつや適応障害」になってしまった哀れな社畜のストーリー・・・・・

はありきたりです。

今回は、それだけでなく、パワハラで労働者を精神病気にしてしまったパワハラの人たちとそういった者たちを放置していた会社に対して、けじめをつけさせる実話物語である。労働者に対しての安全配慮義務違反、民法上の不法行為ということで。

 

パワハラによる精神疾患は不法行為

 日本では、パワハラを「熱い指導」と置き換えて、職場でまだはびこってます。

昔は、熱い男、星野仙一的、「俺の言うことを聞け」という感情的な指導態度が日本社会で美学として扱われ、星野監督も平成時代「理想の上司」に選ばれてました。

令和8年1月15日、中日新聞朝刊より引用

 しかし、諸行は無常。日本人もいい加減、マインドチェンジせねばなりません。

昔はミスした従業員やヘタレな従業員に「気合を入れる」目的で「熱く」、「バカ」「アホ」「戯け」と罵り、軍隊の教官の如く怒鳴りしごく指導スタイルが美学とされてました。

 しかし、それで従業員をメンタル疾患にり患させたら、これは立派な不法行為です。また、労働施策総合推進法30条にうたわれてる「安全配慮義務違反」になり、使用者(会社)は責任を負います。今や、「熱い指導」は従業員だけでなく、会社にもダメージを与えるのです。気合や根性が足りないとか、部下や後輩に非を求めすぎてはあきません。

うつ病の苦しみと損害

 そして、うつなどのメンタル疾患にり患してしまったら、その労働者は、塗炭の苦しみを味わい長く苦しみ、治療期間は長引きます。うつはこころの風邪などと言われてますが、風邪などの治療期間とは比べもんにならないくらい、その治療期間は長い。完治するまで下手すると年単位で付き合わないといけない。苦しみも半端ない。夜に一人でいるとクレイジーになってしまうのではないかという強烈な不安は湧いてきて、自室という本来寛げる空間のはずが苦悶の間になってしまう。夜は眠れず、本来人生の中で数少ないリラックスの場であるお布団の中で悶々と苦しむのである。この苦しみ、腹痛や腰痛などよりもつらい、筆舌に尽くしがたい苦。

 その苦しみをどげんかせんといかんということで、カウンセリングに申し込み、筋弛緩法や瞑想、認知行動療法、言霊療法に取り組みはめになるのである。当然、休職に入るのです。

パワハラに対してノー天気なニッポン

  日本人は不思議なもので一般的な犯罪には、鬼のくびをとった如く加害者に厳しいのに、なぜパワハラには、お砂糖の如く甘いのか。摩訶不思議である。フランスなどヨーロッパの国は、ハラスメント行為者には「2万ユーロ(360万円)以下の罰金、もしくは2年以下の懲役」に処すと刑罰化している。

ヒロのフィリピン生活のリアル、海外移住の体験談より引用

 

 なぜ、日本人はこのような塗炭の苦しみを受ける加害行為を野放しにしているのか。

日本は、どこかの発展途上国と異なり、判事さんが賄賂で企業に買収されるような国でもないのに。

「所詮世の中こんなもんだ」と諦めているのか

「しょうがない」と悲観してるのか

「上の人や会社に異議を申し立てるのはとんでもない。」と未だに昭和平成の体育会系の思想に染まっているのか。

 「みんな、我慢してるから」と空気を読み過ぎてるのか。

集英社プレイボーイ 橘玲のコラムより引用

いざ、かまくら・・・ではなく、さいばんへ

日本の労働者の皆様は、パワハラからうつや適応障害になってしまったら、江戸時代の農民のごとく、インドのカースト制のスードラの如く、「これも運命(サダメ)」と割り切り沈黙してるのか。

 わたしは、認めない。こんな労働者に塗炭の苦しみを味あわせ、その後の労働者の労働遂行能力に重しをつけ、その後の収入やキャリアを狂わせる愚行や社会病理をほかっといていいわけではない。

 心理学の大御所アドラー先生も昭和平成の体育会系「高圧指導」を「恐怖で人を動かす低レベルで危険な指導」と否定しているというのに。

 また、このようなたわけくさい指導態度を野放しにして、私の甥など次の世代の子をみだりに苦しめてはならないと思い、労働審判を活用してその弊害を思いしらしめるため、名古屋地裁に提訴しました。もう社畜文化は我々の代で終結させよう

 ちなみに労働審判とは、労働事件をスムーズに解決する裁判所の労働裁判システムで、最大3回の審理で労働事件に蹴りをつける制度です。メリットは短期間で、迅速に終わり速やかな救済が期待できる点。デメリットは普通の裁判に比べて和解金は少額になりやすい。審判は下るが和解が前提になりがち。労働者本人も裁判所に行かないといけない点。判事さんと他に2名の労働審判員で審理されます。

 いや、本当は、自分の利益や私怨も含んでるんだけどね。このトラブルのあった会社を退職して、雇用保険を食みながら職探しをしたけど、なかなか過ごしやすい職場には採用されなかった。そうこうしてる間に、失業手当が切れて、タイミーで糊口をしのぐプア生活に突入してしまった。無念。

パワハラによるうつ病発症に対する相場

 さて、「職場の人間関係のトラブル」により適応障害と軽度の鬱になってしまった。哀れな社畜オワコン。労働者をパワハラから適応障害にして泣かせ、またキャリアを狂わせた会社に対してけじめをつけさせ、もって自分という労働者の救済を計るため動き出します。また、この会社、うつからの休職明けで一方的に15パーセントも賃下げしてきたというアコギなことをしでかしてきた。これは、労働契約法に違反する行為である。

「秒で動け、社畜」

 まずは、手持ちの証拠や状況で裁判で戦えるか、負けないか検討してみる作業からです。法テラス愛知のホームページから、労働問題に対応してくれる弁護士さんを照会します。昔は、直接、法テラス愛知に行けばよかったのですが、今は、法テラス愛知と提携している事務所で法律扶助の手続きをするそうです。

 

当初は、ウェブサイトで「パワハラから鬱になったケース」の相場を自分で調べて、ウキウキしてました。なぜならリサーチしたところ賠償金3,000,000円などかなり高額なケースが目についたので、期待してしまった。その賠償金でもって、何をしようかムフフと妄想してしまった。

 

 証拠も医師の診断書や当時の会社のパワハラ相談室とのメールのやりとりなどもキープしていて、負けない見込みはあった。

 が、しかーーし、弁護士事務所に行って、いざ証拠を提示して、相談していると、どうも対応した弁護士さんの旗色が悪い。腕を組んで、苦虫を嚙み潰したような表情をしているではないか。

 結論から言いますと「負けはしないが、そんなに高額な解決金が取れない可能性もある」とのこと。

「日本では、まだまだパワハラトラブルに対しての精神的な苦痛に対して、鈍く、うつ病になっても、直ちに賠償問題になるわけではなく、会社が一連の指導態度をパワハラと認めて、謝罪の意を示したメッセージがないと不足である」と

 「ただし、職場の人間関係からの発症という医師の意見書もあるし、休職明けで賃金を一方的に下げてきたのは労働法上よろしくない。ここを足掛かりにして、本裁判ではなく、労働局のあっせん。もしくは労働審判で賠償を求めて行けばいいのではないか」との回答でした。

 率直に聞いて、落胆。ただ、それだけでした。そんなことを聞いて、試合後のジョーみたく真っ白になって落胆する社畜なのでした。

 社畜ジョー「おっちゃん、この国はまだまだ労働者に冷たいようだぜ。パワハラ加害者に求償は難しく職場のストレスが元でうつや適応障害になっても、十分な補償はされず、まだまだ必死こいて働けって求めてくるんだから」

 

 ちなみにアメリカでは、ハラスメント裁判で勝って、認定されますとかなり高額な賠償金が相手の会社に命じられるそうです。だいたい5万ドル(7,500,000円)から17万ドル(24,000,000円)ほどだそうです。GREAT。アメリカには懲罰的賠償という考えもあって、これはその会社規模に相応しい賠償金を命じることで抑制を狙うというもの。人種差別ハラスメントをした者を雇っていた会社に999万ドル(約10億円)を命じたケースもあるそうです。

ドイツの場合は、アメリカほど高額な賠償金は期待できませんが、労働者への福祉は手厚い。職場でのパワハラでうつ病などの精神疾患になってしまったら、労災保険の労災年金が支給されます。医者の診断書があれば日本よりも労災年金はおりやすいそうです。しかも、寛解するまでずっと給付されて、日本のように1年半という期限はありません。金額は、以前の月収の40パーセント程度だそうです。

 そこへ行くと、日本の哀れな社畜owakon(オワコン)は、手堅い和解金のめどがたった200,000円だとおおおおおおおおおおお。

 これでは、抑制力にはならずパワハラ上司が言いたい放題やりたい放題。

ひろゆき切り抜きより引用

 また、パワハラから精神疾患になった労働者も生活をしていくため自分で働いて自力努力しなければならず、再度社畜しなければならない。

 これは、「お前ら労働者は偉いもんに従って、とにかく働け、自助努力しろ」という国からのメッセージなのか。

 現に、私も、新たな会社に再就労したが、そこでも感情的なパワハラマンがおる。

なんということだ。この国は。飯が、、、風呂が、、、温泉が、、、山の、、、海も、、、、美しいというのに。労働者には光が無いのか?

 もう分かった、もうたくさん。この世知辛い日本社会で働いてるだけでえらーーーい。所得税や厚生年金(昔に比べて高くなった)を納めているだけでえらーーーい。島耕作みたいなできる社員にならなくてもOK牧場。上の人の「お前はだめだ」という説教は華麗にスルーしましょう。

 さて、アメリカに比べてチープな200,000円という金額(手堅くもらえる金額)だが、私、提訴を決心した。正直少し迷った。労働審判はMaxで3回とは言え、一般人にとって裁判所は緊張する。例え、被害を被った原告としてもです。

 ですが、こんな理不尽と人をうつ病にしたという多大なる害を放任しておいていいはずはないと思い、パワハラ上司に一泡ふかせ、もって抑制に資するため発起しました。

 

労働審判のお作法と手続き、費用

 今回は、弁護士さんを委任しない本人訴訟なので、自分で起訴状、すなわち労働審判申立書を作成しないといけない点ですね。

 これもめんどくさい。

 ただし、裁判所のホームページにアクセスすると、「労働審判で使う書式」がワード形式でダウンロードできます。また、書式の記入例もダウンロードできます。タイトルは「地位確認の申し立て」になってますが、これを参考にしてパワハラからのうつ病の申立書を作成します。

 今は、AIという便利なツールがあります。事件のおおまかなあらすじや概要を作文して、AIちゃんにぶん投げてみましょう。それらしい、文章に修正してくれます。AIは人生相談までずぶずぶに依存し、鵜呑みにすると、「阿部慎之介巨人監督事件」みたく損もしたりしますが、こういった補助行為にはなかなか便利なツールになります。

こんなかんじですね。ビジネス文書ってやつは、結論から書くようで、まずは用件と損害賠償金額を最初に記載します。

うん、それらしく仕上がってる。

 さて、お次は「証拠説明書」です。これは、こちらの言い分が正しいと裏付ける証拠の一覧とその証拠がどういったものかを簡易的に説明したものです。これも裁判所のホームページでダウンロードできます。

 これも自分で作成します。作文もめんどくさいのですが、証拠の書類をコピーして揃えないといけません。正本と副本の各々1部ずつ作成したので、ジミーに手間がかかります。私の場合、自宅にコピー機はないので、申立書のプリントアウトと合わせて、トータルで700円くらいかかりましたね。この費用も地味にかかる。

私が、提出した証拠は

  • 医師の診断書
  • 医師の作成した傷病手当申請書
  • 事務長へのパワハラ行為の相談メモ
  • パワハラ相談室への相談メールのデータ
  • この会社の労働条件通知書(賃下げを指し示す)
  • 取り組んでた心理療法、認知行動療法の記録用紙
  • お薬手帳のコピー
  • 雇用保険被保険者証のコピー

コピーの際は、マシンに他の利用者が来ないように願うと同時にお客が少ない時間帯を狙ってコピーしました。

 さて、書類を作成し、証拠を整えたなら、お次は裁判所に向かいます。書類を提出し、訴えを起こすためです。

 ふっ、被害を受けた原告なのに、ここは緊張するぜ。そりゃ、プレハブ小屋でジャージ着た判事さんが、殺人犯を裁くわけにはいきませんもの。

 裁判所は入口で空港みたく手荷物検査があります。さすが刑事事件をあつかうところ、物々しさがあります。

 手荷物検査場をパスして、地裁の民事部に労働審判申立書を提出しに行きます。係員に「労働審判の提起に来ました」と告げて、労働審判申立書を提示します。そして、手数料についてお尋ねしたら、ちゃんと答えてくれて、印紙代7500円と切手代4350円が必要とのことでした。

 てっきり、愛知県庁の如く、裁判所内に簡易郵便局や売り場があるのかと思ったら、そうではなく、最寄りの郵便局にまで購入しに行かなければならないというその距離往復1.5キロ。7月の猛暑の中、切手を購入しに向かいます。

 再度、アルソックの手荷物検査場をパスして、民事部に印紙代と切手を納めに行きます。今度こそ完璧だと思いきやまたお直しが入ります。追加で、さらに2部、申立書などの準備書面と相手側の会社の登記簿謄本が必要になるのだという。ただし、不備はあるが、とりあえず受理してくれました。

 神は、哀れな労働者に救済を与えず、まだ試練を課すのか。

 後日、法務局に行って、会社の登記簿謄本の手配に行きます。最近は、法務局も、マクドナルドの如くタッチパネルで注文して、呼ばれたら窓口に受け取りに行くシステムになっています。それほど、待たされませんでした。印紙代は600円でしたね。これで、重ねて民事部に追加で書類を提出しに行きます。

 ようやくミッションコンプリートです。あとは、地裁の書記官からの連絡を待つのみです。かなり手間がかかりました。パワハラで病気になってしまった労働者がもう少しお手軽に救済されるもしくは手厚く賠償できるとええのですが。つくづくこの日本はまだまだ労働者に冷たいくせに、自助努力を強いられる国と実感しましたわ。

 これから、相手側の反論書への対応や実際の労働審判でのヒアリングや和解に向けた交渉はあります。哀れな社畜の闘争はまだまだ続く。

 今後、どうなるのか。労働者に光はあるのか。続編にこうご期待。

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