
この日は、大阪は雨でござんした。平日にもかかわらず、大阪万博会場はこの人の入り様、混み具合。
おっと!お疲れ様です。読者諸氏の皆様、愛知の元社畜のオワコンこと「owakon」です。

皆様、大阪万博は開催前は大変な下馬評でした。「こんな万博は成功しない😒」「建設中のパビリオンがまだある」「絶対閑古鳥で赤字になるわ😠」などなど
ところが蓋を開けてみたらどっこい。人民が大挙して押し寄せているではありませんか。
しかも、この日は平日なのにまるで満員電車の如くの混み具合。いやはや需要予測などあてになりませんな。
私、オワコンも、国際イベントについてオリンピックはあまり興味なかったのですが、万博は別です。
個人的に、万博は面白いと感じました。色々な国のセールスポイントやアトラクションや御国自慢の紹介アニメーションやムービーもあり、時間が経つが早く感じます。(会社の勤務時間は牛歩の歩みの如く遅く感じるのに)
また、その国の産業やSDGSの関わり方も説明してあり、大変お勉強になります。
今回の記事は、この世の片隅で、光を浴びずに生きてた愛知県の元社畜の万博紹介記事二日目です。
万博に興味ある方も、アンチの方も
若い方も、年配の方も
男の方も、女の方も、そのどちらでもない方も?、
お読みくだされ。

大阪万博について
チケットの種類と価格
- 一日券 7500円
- 平日券 6000円
- 夜間券〈17時以)) 3700円
開催期間 令和7年4月13日~10月15日
アクセス 大阪地下鉄中央線 「夢洲」徒歩7分 東ゲート
営業時間 会場は、午前9時から午後9時半まで営業。
チケットは、大阪万博ホームページより登録し、申し込み。代金はコンビニで支払い可能。QRコードがスマホに送られるので、それをゲートで提示して入場。

美しきパビリオン、神秘の中央アジアの国トルクメニスタン
まず最初に、中央アジアの国、トルクメニスタンのパビリオンです。こちらの国、GDP的には小国であり、マイナーな国なのですが、日曜とは言え、この混み具合、只者ではない。どのようなものか、吾輩が見定めてやろう。この国は、観光ビザすらもなかなか下りないらしく訪問は容易ではないみたいですから。
トルクメニスタンの概要
アシガバート | |
最大の都市 | アシガバート |
---|---|
政府大統領セルダル・ベルディムハメドフ閣僚会議議長(英語版)セルダル・ベルディムハメドフ(兼任)[注 1]人民評議会議長グルバングル・ベルディムハメドフ議会議長ドゥニャゴゼル・グルマノヴァ(英語版)面積総計488,000[2]km2(51位)水面積率極僅か人口総計(2024年)7,494,498人(109位)公式統計[注 2]人口密度15.35人/km2GDP(自国通貨表示)合計(2020年)1596億3000万[3]トルクメニスタン・マナトGDP(MER)合計(2020年)456億900万[3]ドル(85位)1人あたり7,673.596(推計)[3]ドル |
トルクメニスタン(トルクメン語: Türkmenistan)は、中央アジア南西部に位置する共和制国家。首都はアシガバートである。
カラクム砂漠が国土の85%を占めており、国民のほとんどは南部の山沿いの都市に住んでいる。豊富な石油や天然ガスを埋蔵する。西側でカスピ海に面し、東南がアフガニスタン、西南にイラン、北東をウズベキスタン、北西はカザフスタンと国境を接する。旧ソビエト連邦の構成国の一つで、1991年に独立した。NIS諸国の一国。永世中立国
Wikipediaより引用

美しいパビリオンです。流れるような馬のイラストに、トルクメニスタンの風景を映し出すパノラマビューイングも併設されている。小国の割にお金、もとい万博に情熱をかけてます。
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誰?この金ぴかのおじさん。政治家かしら?と最初思ってしまいました。(>_<)この「マフトゥムグリ氏」という方は18世紀のトルクメニスタンの詩人のようです。失礼。トルコの愛国、勇気、精神の純潔、慈悲、自然への愛を歌っていたようです。

トルクメニスタンでは馬は大事な動物ですのね。今にもスクリーンから飛び出しそうな躍動感です。

トルクメニスタンの国犬のアラバイを描いた絨毯です。トルクメニスタンの草原に凛々しく立つワンちゃんを見事に刺繍し描いています。キュートです。日本の国犬は秋田犬なのかしら。というより国の獣は何かしら。



トルクメニスタンの砂漠ではこのような薬用植物も生えているのですな。砂漠でも自生する植物の生命力には驚かされます。これらの植物にはどんな効能があるのかしら。

基油や灯油、ガソリン、デイーゼルなど油、硫黄や銅、セレスチンなどの地下資源の展示です。
トルクメニスタンは資源が豊富な国なんですね。資源を掘削するにしても、ISO(国際標準化機構)の認証を得てます。安全にも気をつけて効率的な掘削技術を持っているのですね。我が国も資源が出ればいいなあ。そして、ベーシックインカムで社畜卒業だ。他力本願(>_<)
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トルクメニスタンのアンティーク工芸品です。

トルクメニスタンの庶民の日用品です。ウェットティッシュや洗剤、チョコレートなどが展示されてます。万博で、こういう庶民の日用品を紹介するのは珍しいです。

トルクメニスタンの衣装ですね。エスニックな感じで良い。通気性や速乾性、機能性はどうなのか。


トルクメニスタンの列車と飛行機です。飛行機はトルクメニスタンの国旗の色、緑でペインティングされてます。タンカーはカスピ海上での原油の輸送に用いるのでしょうか。



トルクメニスタンの教育現場で使われている日本語の教科書です。ひらがなで書かれていますね。トルクメニスタンでは日本語がどのような扱いなのか。日本に興味がある人が多いのか。このテキストにはどんな会話が書かれているのか。想像しました。職場でのパワハラの会話などが書かれているのか。
総括

マイナー国ながらなかなかの人の入りよう。展示も手抜きではなく、産業、歴史、動物、民俗、日本とのつながりと網羅的に紹介されてました。建物の外観もGOOD
麗しの自然の大陸国家、オーストラリア館
次に行ったのは、オーストラリアのパビリオンです。こちらは予約のシステムがあり、事前に予約するとスムーズに入れます。
この国、日本から遠くなく、日本からの観光客も多い国です。近年は、賃金の高さもあり、ワーキングホリデーで働きに行く人も増えてます。マルチカルチャーリズム(多文化主義)の先進国そんなイメージがあります。そのような国のパビリオンはどの程度のものか見定めてやろう(何故か上から目線)
オーストラリア基本データ
人口 | 27,095,255人(2024年時点) |
---|---|
国土面積 | 769万2,024平方キロメートル |
宗教 | イングランド系:25.0%、オーストラリア系:23.3%、アイルランド系:7.6%、スコットランド系:6.4%、中華系:3.9%、その他:33.8%(2016年時点) |
人種 | キリスト教:43.9%、イスラム教:3.2%、ヒンドゥー教:2.7%、仏教:2.4%、無宗教:38.9%(2021年時点) |
首都 | キャンベラ |
時差 | -1時間〜+1時間 (サマータイム時:-1時間〜+2時間) |
公用語 | 英語 |
レート | 1AUD=102.99円 ※2024年11月25日時点 |
schoolwith ホームページより引用

オーストラリアパビリオンは、外にライブステージが設置されてます。なかなかの込み具合。

中に入るとまず再現されたユーカリの森の中を歩行します。
緑とふれあい、ちょっとリラックス。

オーストラリアと言えばやっぱこれだね。コアラ。木のうろの液晶ディスプレイに映し出されております。お母さんコアラにおぶってもらっててキュート。わたしも一回抱っこしてみたい。

これは、オーストラリア北部の熱帯雨林でしょうか。オーストラリアは乾燥大陸と称されるくらい砂漠が多い土地柄ですが、ジャングルもあるのですね。美しい自然です。ワニはいないかな。

グレートバリアリーフの海の風景でしょう。やはり美しいネイチャーの絵。他の方も撮影してます。考えることは同じなのですね。こんな海でシュノーケルしてみたい。


オーストラリアのサンゴ海の海中の風景でしょうか。綺麗ですが、クラゲは毒持ってそうで、怖いですね。

これは、グランドキャニオンのような渓谷ですね。オーストラリアの自然は雄大です。いつか旅行で行ってみたい。英語のスキルを磨いて、一人旅するのが目標です。
英会話には英文法のすべては不要! 英会話に必要な部分だけに「狭く」、使い方まで「深く」学んで行きましょう!総括

自然や動物やネイチャーのグラフィックは見事でした。でも、もう少しオーストラリアの社会や産業、食い物、文化なども知りたかった。
番外編、個性的な外観パビリオン

ガンダムのパビリオンです。デカい。ファンにはたまらない。

吉本興業のお笑いパビリオンです。個性的な建物だ。建物が笑っている。大阪と言えば「お笑い」ですしね。
ウクライナは滅びず、戦下の国のパビリオン
お次は、戦時下の国、ウクライナのパビリオンです。こちらの国のパビリオンは、独立した建物ではなく、commonという合同舎に入っています。ロシアから侵攻され、理不尽に対し、健気に抗っている東欧の国。戦争中なのに、気合入れて出展してます。そんな国のパビリオンは、どのようなものか、吾輩が品定めしてやろう。(また性懲りもなく上から目線)
ウクライナ概要
国・地域名 | ウクライナ |
---|---|
面積 | 60万3,520平方キロメートル |
人口 | 4,113万人(2022年2月1日現在、クリミアとセバストポリ市を除く) |
首都 | キーウ 人口295万人(2022年2月1日現在) |
言語 | ウクライナ語(国家語)、その他ロシア語など |
宗教 | ウクライナ正教および東方カトリック教。その他、ローマ・カトリック教、イスラム教、ユダヤ教など。 |
日本の主要輸出品目 | 自動車(83.9%) 二輪自動車(1.9%) 自動車の部分品(1.3%) ゴム製品(1.2%) 備考:2023年、カッコ内は構成比 出所:同上 |
---|---|
日本の主要輸入品目 | 穀物類(24.7%) 非鉄金属(19.5%) 鉄鉱石(11.3%) 非鉄金属鉱(8.0%) 備考:2023年、カッコ内は構成比 出所:同上 |
JETROのホームページより引用


これは、ウクライナの電力インフラ会社で働く作業員のヘルメットみたいです。モットーは「光のための戦い」らしいです。このヘルメットはミサイルや砲弾が脅威の中でも、インフラの整備に尽力し、市民たちに電灯のための光を供給する労働者を讃えるシンボルです。私も、インフラ会社で働いてましたが、ミサイルどころかパワハラで辞めました。

これは、災害用のウェットタオルのようですね。災害や戦争といった非常事態の下でも体を清潔に保てるようにできる衛生用品ですね。地震の多い我が国でも活用できそうです。特に夏は日本は高温多湿ですから。

さて、ウクライナのパビリオンですが、30分もブースに並びました。なかなか長蛇の列。皆さん、銃みたいなものを凝視してます。

これは、赤外線を照射してバーコードを読み取ると、対応した画像と説明文が流れるシステムです。
かなりハイテクなシステムです。日本に比べて遅れているイメージはありますが、侮れません。このメガホンのバーコードのデータは「男女平等」について説明してます。


この旅行バッグはどうやら国内避難民用のバッグのようです。避難民をボランティアが支援してるそうです。青と黄色というウクライナの国旗の色で表現されています。平和な日常がぶち壊され避難しなければならなくなった理不尽。早くロシアとの紛争が終わることを祈っています。
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これは、医者が手術の時に、頭につけるヘッドライトですね。ウクライナは全ての国民が医療にアクセスできる社会福祉の国でそれをキープしているのですね。スバラシイ。子供が健やかに育つといいです。
総括、

戦時下でも万博に参加するとは気合が入っています。バーコードを端末で読み取り展示物関連のムービーが出てくるのはなかなかハイテクでした。でも、展示の説明が、掲示されていて、もう少し列がはけるスピードが速くなればよかった。
我が母も好む歴史ある親日国、中東と欧州の架け橋トルコの館












何かとお騒がせで日本にとって無視できないGDP世界2位のあの国、中国館
さて、この日最後のパビリオンは「中国パビリオン」です。日本にとっては、何かと物騒な感じのする中華人民共和国のパビリオンですが、相当混んでいました。大阪万博のパビリオンは、夕方6時以降ちょっと人が空いてくるので、混みそうなパビリオンは暗くなった頃合いで訪問します。
この中華人民共和国のパビリオン、なかなか手が込んでおりました。はっきり言って手を抜いてはいなかった。チャイナの本気を感じました。私、owakonもそれに応じるべく手を込めてレポートを書きたく思います。




夜の中華人民共和国のパビリオンです。護摩木のような竹簡で建物が出来てます。奥の建物はクウェートのパビリオンです。万博は個性的な建物を見るのも楽しいです。このパビリオンに入館するのに20分ほどかかりました。

まずは、可愛いパンダちゃんがお出迎え。

大阪万博のゆるキャラ、ミャクミャクのカチューシャをしててキュート。いいお出迎え。
ところが、日本人の知人女性Kさんは異なる見解を示しました。

中国のパンダに関しての言い分おかしいわよ。なんで、日本の動物園で生まれて、日本人で育てられたパンダまでも「レンタル」扱いなのかしら。おかしい、おかしい。

えーっと、同じパンダを見ても、人によって感想や見方は違うんだ。パンダはキュートなのに、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いですな。

直径4メートル程度の大型モニターに中国の四季のアニメーションが映っております。淡くて、素朴な絵です。これが動くなんてなかなかやりおる。

こちらは、夏の風景でしょうか。

芸術的な絵画がアニメーションで動いています。なかなか見ごたえのある展示。猫ちゃんも可愛い。金魚とスイカと風鈴。夏の季語です。

これは中国の古伊万里のお皿でしょうか。わたし、美術のことはよく分からないのですが、ビューティフルです。思わず撮影しました。


こんなもんで万博に行く気にならん。この程度のピクチャーでは心は動かされん。

そして、ご覧ください。こちらの出土品。青銅の仮面なのですが、ショーケースがかなりハイテクなつくりになっております。

こちらのショーケースに表示されている「3D」の箇所を触ると。

なんと、あら不思議。ショーケースに三次元の青銅仮面の像が浮かび上がるではありませんか。古来の出土品を最新の技術で説明する。

ムムム、中華人民共和国の光学技術侮りがたし。馬鹿にできたものではない。我が国の技術水準に追いついたのか。
ところが、知人Kさんの見方は異なります。

これ、多分、日本の大学の技術をパクったのよ。あの国ならやりかねないことよ。

そんなもんっすか。


展示の中には、やはり中国の自然や動物を紹介した展示もありました。このパンダのアニメーションは、タッチすると手を振って動きます。手が込んでます。やりおる。
ところがKさんのケチが入ります。

これも、アメリカのデイズニーのパクりじゃない。タッチがなんか似てるわよ。






中国パビリオンは、中国人民の日常生活をも紹介してます。その国の庶民の日常生活の紹介は斬新な視点です。

歩を進めると、大型スクリーンにぶち当たります。このスクリーンにて人民の生活が映し出され紹介されます。
中国のどちらの都市でしょうか。夕陽が美しい。





月のモニュメントです。中華人民共和国は月に探査機を飛ばして、月の表面の土を地球に持ち帰ったそうで、その表土を展示してありました。


これが月の表面の土か。興味深い。中国は月に探査機を送るほど、宇宙開発分野も進んでいるのですね。スゲー。ちょっと前まで、中国は、自転車が人民の足で、そろばんで計算してる発展途上国というイメージがあったのに。
ところが、ここでも中国にケチつける知人Kさんの見方は異なります。

これ、ニセモノじゃないかしら。多分、満州の土を持ってきたのよ。化学分析したら、判定は偽物よ。アメリカや日本ならまだしも中国は信用できないわ。

私が、信じてしまうピュアでお人よしなのか。それともKさんがリアリストで反中的なのか。何にせよ、同じものを見ても人によって異なることを実感しましたぞ。
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