お疲れ様です。読者諸兄の皆様、そして労働者の皆様。
皆様、旅といえば、おそらく消費者としての旅を想像するでしょう。
新幹線に乗って、現地で名物や名産品を購入し、ご当地グルメに舌鼓を打ち、きれいなシーツと冷暖房完備のホテルに泊まる。
今回は、そんないつもの「どこどこに行ってきました。(^_-)-☆」「この食べ物が美味しい(^^♪」「ここの風景は絶景よ」というチャラい旅紀行とは・・・・
違います。
今回は、生産者としての旅。言わば「勤労者」「奉仕者」として参加する旅なのです。
今回は、国の宝、将来の日本の未来である子供たちとそのママやパパをお助けする療養ボランティアのキャンプ旅のルポ記事をお届けします。
軽度のうつから復帰途上の社畜、奉仕者になる
この育児療養キャンプは、発達障害や自閉症などの子供たちを夏季の岐阜の山の中や川など非日常の自然の中に連れていき、もってその情操教育に資する崇高かつ有意義な旅なのであります。
私、一年前に職場のパワハラがメインな原因で軽度のうつと適応障害になったのですが、職場にはうまく復職できてて体調的にはそれほど重い状態ではありませんでした。
そして、このキャンプ旅には雑用係のボランティアとして、働かせていただくことになりました。ボランティアといっても、子供の相手を直にするボランティアさん以外にも、子供たちのお弁当や飯を調理する厨房ボランティアさんや、子供たちの水筒を運んだり、大広間の机をセットしたり、掃除したり、ごみを処理するコンポストの穴を掘ったり、料理を運んだり、子供のプールを設置したりする肉体労働で縁の下からキャンプの進行をサポートする私のような雑用ボランティアもいます。
なぜ、やるのか?そこにメンタルの良薬があるから。
ん?皆様、「元社畜が何を偽善をなしてるねん?自分の善行を自慢するな」って。
いえいえ、浅いですぞ。皆様「偽善もある意味、善のうち」。純粋真っすぐな善しか評価できないなら資本主義は終わりです。「情けは人の為ならず」という言葉もあります。
アドラー心理学のアドラー先生も「他者貢献」の大切さを説いております。

曰く「人を幸せにすることは自分も幸せにする。」
というわけで、幸せの青い鳥を目指して行きます。
いざ、郡上八幡へ。

社畜、子供たちのためにサービス残業する(奉仕)
今回のキャンプのスケジュールは以下の通りです。
一日目
9時半 観光バスに乗車、名古屋から東海北陸自動車道で郡上八幡のキャンプ施設に
12時 キャンプ場到着 開村式
15時 プール遊び
18時 夕飯
19時 大広間にて映画上映
20時 掃除
21時半 反省会
22時 交流会
翌1時ごろ就寝

ご覧ください。これが、人夫、、、、もとい雑用ボランティアさんが泊まるバンガローです。緑豊かな自然の中の佇まい。年季を感じさせます。いい風格を醸し出してます。

これが宿泊バンガローの内部です。この無骨でナチュラルな感じ、そして、床暖房やクーラーなどチャラい設備がなく(扇風機や電球はあります)、勤労者、奉仕者にふさわしい内装になっております。そして、簡素な布団とシーツ。
たまに蛾さんなど山の虫さんも訪問してきます。うむ、これぞ、額に汗して働く奉仕者の部屋。ビジネスホテルのようなふかふかの布団も、快適なクーラーもありませんが、こういった環境のお部屋も楽しまねば。荷物を置いて、本部の母屋に向かいます。

こちらが本部のあるキャンプ施設の母屋です。こちらで、子供たちは宿泊しますが、こちらの寝室にはきちんとクーラーが設置されてます。大人は扇風機でガキども、、、、もとい子供たちはクーラーなんて逆差別だ。などとつまらんことは申しません。この近年の猛暑の中、子供が熱中症になったら大変ですから。
ちなみに看護師さんも同行してます。

そして、本部の母屋内の雑用ボランティアの詰め所です。職員さんからお呼びがかかるまでこちらで待機します。こちらもクーラーはありませんが、扇風機や団扇が用意されてます。ああ、あと漫画も置いてあります。「らんま2分の一」などの30年前の古いラインナップです。
ちなみに料理を調理する厨房ボランティアさんがおひとり、熱中症で寝転んでました。その方は大事には至らず快方に向かいました。よしよし。元社畜の私、過酷な暑さの中こき使われてたゆえ、暑さには強い。熱中症にはならず、務めを果たしました。

厨房の前には、麦茶のサーバーが設置されてます。熱中症対策で水分補給は大切ですから。当然飲み放題タダです。

こちら母屋の大広間となります。ここで子供たちと一緒に飯を食べたり、映画の上映会が開かれます。開村式や反省会もこちらで行われます。昔は、夜こちらで寝ました。クーラーがない中で、アブが腕にとまり、寝不足で猛暑の中行進したこともありましたな。

こちら広場ですね。二日目の夜に野外バーベキューが行われます。子供たちが座るすのこを洗ってセットしたり、木をくべて火を焚いたり、食材を運ぶのも雑用ボランティアさんの仕事です。バーベキューのお肉おいしゅうございました。食べ放題です。ビールも飲み放題です。
それらよりも子供の笑顔プライスレスですね。、、、、、、、、なにをくさいことを。

これは、キャンプで出た生ごみを埋めるコンポスト用の穴ですね。こういった穴も掘削するのも雑用ボランティアの我々の務めです。気温31度の猛暑の中でスコップを手に、掘りまくります。辛い仕事ですが、これは社畜ではありませんぞ。志願してやってるし、職員さんからは「バカ」「たわけ」「そのしごとぶりは詐欺だぞ、詐欺」「へたくそ」などというパワハラ言葉は飛んできません。尊重されている。
しかし、日本人の中年はなぜ仕事現場でこういった配慮ができないのか?同じ猛暑の作業なのに、、、、、、、いや、すべてのミドルがパワハラする人ではないが、パワハラ加害者を振り返ると日本人のミドルの人が多い。

奥の折り畳み式の机を飯の度にセットするのが雑用ボランティアの仕事です。また、飯の後に掃除もやりますね。机は一台だいたい10キロぐらいで持ち運ぶのは重労働です。

これは、子供たちが水遊びをするための小さい水がめですね。水鉄砲で撃ち合いをします。中の水を坂の下から汲んで運んできます。水は重いです。こき使われてきた社畜の体力の見せ所。
額に汗して食べる飯、汗せず食べる飯

こちら夕飯で出たカレーです。額に汗して働いて食べたカレーは美味し。思わず3杯もお替わりしてしまいました。これぞ勤労者の賄い飯であります。素朴なカレーでしたが、プロに劣らないくらいおいしゅうございました。

こちらは、額に汗せずに食べた飯の例の一つです。これは「すたみな太郎」の焼肉ですね。すたみな太郎はこの他に寿司や唐揚げ、たこ焼き、スパゲッティ、ラーメン、サラダ、ポテトサラダ、フライドポテト、ケーキ、チョコフォンデュ、アイス、ライチ、ゼリー、綿菓子、ソフトクリームなどのバイキングです。私は、失業手当をもらいながら、食しに行きました。失業手当の理由は「特定受給資格者」です。パワハラや理不尽な減給があって失業手当いただくことになりました。
ええ、社畜の飯であります。
額に汗せずに食した飯は切ないが、それもまた美味し。

突然ですが、これは、パラオのデザートで「アホ」という料理です。失業手当を受給中に大阪万博に行った時に会場内のくら寿司で食しました。アホというインパクトのある名前でして320円ほどしましたが、美味しゅうございました。
他方で、社畜は「あほ」というお言葉はパワハラ上司から職場でよくいただきました。それはまずい。

夜は、虫の声が鳴って風情があります。外国人には鈴虫の音色は雑音にしか聞こえないようですが、我々には心地よい夏の風物詩です。夏といっても、ここのキャンプ場は山の中にあってか涼しいです。心地よい、メンタル的にもスッキリします。

石川啄木の句でございます。お故郷(クニ)の山を見て詠ったのでしょう。無教養の社畜にもこの句の意味はわかりますぞ。
二日目の灼熱の行軍(いや、楽しいハイキングです)

朝は、大広間で朝食です。白米とみそ汁とバナナが提供されました。バナナは食べ放題ですね。雑用ボランティアは朝飯の前に蚊取り線香の回収と料理のお運びなどの実務があります。午前6時半起きです。社畜の朝は早い。

これは、朝のハイキングです。宿泊所、バンガローから神社を経由して「郡上道の駅」へと歩いていきます。雑用ボランティアは、自分と子供たちの水筒を担いで、随伴して歩きます。だいたい5キロくらいでしょうか。気温32度の暑い中、水分補給など熱中症対策をしながらえっちらおっちら進軍します。こき使われてきた元社畜の体力のみせどころです。

これは、稲を猪など鳥獣害から防ぐ「電気柵」ですな。初めて見ました。農家にとって動物は可愛いだけじゃダメなんです。稲を荒らす動物を殺さずに農作物を守る知恵です。
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こちらNHKの朝ドラ「半分青い」のロケで使われた建物らしいです。和洋折衷の木造の古い校舎ですね。今は町の公民館として使われているようです。

こちら郡上八幡には、国の天然記念物であるオオサンショウウオが生息しているようです。

これが、生のオオサンショウウオです。かなり大きなヤモリのような生き物ですな。慣れると可愛いかも。天然記念物なのでペットとしては飼えませんね。

山林の中の神社です。この林の中でブルーシートを敷き、子供たちがスイカ割を行いました。山林の中の神社、いい雰囲気を醸し出してます。

郡上八幡の小間見川です。自分の住んでる名古屋の庄内川と違って澄んでおります。昔はこの川で子供たちが川遊びをしました。川の水は冷たいです。子供たちが深いところに行かないようにガードしてたらアブに咬まれたことがあります。

郡上道の駅に到着しました。よく歩いたものです。ここでは、郡上八幡のお土産を販売してました。私は岐阜のほうば味噌を購入しました。この味噌ご飯につけて食べると美味し。


こちらの道の駅は、足湯もあり、ハイキングで疲れた身体を癒せます。チョー気持ちいい。

このボランティアキャンプ、本来は2泊三日なのですが、私は次の日受験であったので、一足先に長良川鉄道で帰りました。個性的なゆるキャラが正面に貼ってありますね。可愛いサイズのローカル電車です。
ボランティアキャンプ、社畜との夜遊び
このボランティアキャンプですが、夜、楽しみなイベントがあります。それは大広間での交流会です。

この大広間で、深夜22時子供たちが寝てからお菓子とジュース、ウーロン茶、ビール、お酒が用意されて、酒宴が開かれます。ここでは、子供たちのパパさんやママさん、あるいは他のボランティアの人たちと楽しいお酒を飲みます。これが楽しみの一つ。

パパさんと一緒に語り合ったこともあります。この時は、警察の交通取り締まりについての愚痴についてお話を聞きました。ちなみにわたしも自転車の1時停止違反で捕まったことがあります。
パパさん曰く、彼らの裁量次第で、ペナルティの幅があるし、ネズミとりで待機してるのが気に入らないそうです。

ママさんとは、メンタル疾患について語り合ったことがあります。私、コントロール不能不安があったことはあるのですが、彼女もコントロール不能不安に悩まされたことがあって、猟銃を自宅に置いておけないとおっしゃってたましたね。

夜の交流会は、若いお姉さまとも交流しなくてはなりません。
いや、それは違うんですよ、これは私が、女好きとかそういうことではなく、年代の異なる方とも意見交換して見聞を広める試みなのです。
彼女たちは、福祉系や心理系の女子大学生で、卒業後はカウンセラーや販売職の仕事に就くつもりと語ってました。

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