
こんばんわ、読者諸兄諸姉の皆様、元ブラック企業戦士のowakonです。
「教育は、国の基礎であり、力となるが、恐ろしい」
そんな名言がありごもっともと思います。わたしは、長らくブラック企業戦士として働いてきましたが、私のキャリア初期のころはブラックな職場でもブラックとも思いませんでした。なぜなら、親や教師からの教育内容が
企業と与党の
親や教師による
産業と経済成長のための
教育であったからです。
また、昔の日本社会は、仕事偏重、残業を美学、武勇伝とする価値観、世間体もありました。私は30代後半なのですが、子供の頃こんな歌がお茶の間で流れていました。
♪黄色と黒は勇気の印。24時間働けますか?ビジネスマーン、ビジネスマーン、ジャパニーズビジネスマン♬
今、こんなCMソングを流せば過労死遺族会からクレームがきそうですが、20数年前、流れていたのです。それは当時の世間体が許していたからですね。当時は、職場で先輩が残業マウンティングをしてましたし、プライベートより会社を優先する価値観が優勢で「企業戦士」なんていう言葉もありました。
「親や家族も世間体の奴隷」という言葉があります。その世間体に沿ってなされる教育が、自分に合えばハッピーなのですが、合わなければ地獄で、自己肯定感を低下させたり、アドラー先生の言う自己受容を阻害したりします。さて、そうなると情緒不安定傾向になり、メンタルの健康を害して大変生きづらい人生になってしまいます。

今回の記事では、かつて優勢で、今も残り、将来的に廃れてくれた方がありがたい教育(呪いと化す)とその調伏方法について私自身の経験を踏まえ解説します。これは企業にとって都合のいい社畜を増産するための教育とそれにより異常を異常と思わなくなってた社畜のストーリー
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それでは、ムジャヒディン戦士ならぬ企業戦士を助長した昭和・平成の日本労道教の基本的な教え「六信五行」について紹介します。これは別にルールブックや憲法に書いてある事柄ではありませんが、なんとなくの世間の不文律として、ありました。6信は企業戦士として良いと信じる事柄であり、5行は企業戦士としての実行が奨励される事柄です。

六信
1.企業と労働者の疑似的家族関係(従業員は家族です)と企業中心主義

2.お客様のクレーム(お客様は神様です)

3.努力と根性(気合があれば何でもできる、耐えられる)

4.上司のアドバイス(茄の花と上の人の言うことは千に一つも仇がない、聞きなさい)

5.おしごきズム(先輩の厳しいしごきを通じて成長するの)または体育会系主義

6.経済成長。それこそ正義で人生的幸せ、そのためにデキる企業戦士となれ


5行
1.苦行(若いころの苦労は買ってでもしろ、難しい仕事にチャレンジだ)

2.サービス残業(会社のことを考えろ、自分の権利ばかり主張スンナ派)


3.長時間労働(24時間働け、残業する奴が聖戦士)

4.軍隊的上命下服(パワハラ?そんなもんない、上の人に素直に従え)

5.根性と忍耐の実践(働くのは理不尽で辛いこと、それにとことん耐えろ)


日本勤労者禁忌的戒律
宗教には戒律というやってはならないことの戒めがあります。昭和・平成の日本労道教ではどんな事柄が禁忌であったのでしょうか。
- 上司や先輩への抗弁
- 病欠
- 面接での残業の有無を問う
- 楽な仕事
- 1年未満の短期離職
- 無職状態
- プライベートの優先
- 生活保護の受給

1.上司や先輩への抗弁
「上司はお前のために叱っているのだぞ。俺らの愛の鞭(パワハラ)を受けろ。上の人のなさりようにケチつけるなんて重罪だぞ。」

2.病欠
「体調管理は社会人としての基本だぞ。37.3分くらいの熱で休むなんてたるんどる。」
「腹痛で今日は休みたいだと?薬飲んだか( ̄д ̄)、腹痛くらい気合で治せ」


3.面接時に残業の有無の問い合わせ
「面接の質問に「残業の時間数や休日出勤の有無」を問い合わせてはなりません。やる気があるのか疑われます。質問はやりがいや業務内容について尋ねなさい。」要は忖度。

4.楽な現場や業務の選択
「てめえ、なめんなよ。仕事ってもんを。俺らの言うこと聞いて死ぬ気で働け」
「こら、若いうちから楽な仕事してんじゃねーよ」
「楽な現場選びやがって、皆にしわ寄せがいくだろうが」


5.1年未満の短期離職(ブラックやパワハラがあってもNG)
「何い(# ゚Д゚)、会社を辞めたいだと。負けるんじゃない。」
「どこ行ってもおなじだああああ。どこ行っても、お前なんか通用しない。(# ゚Д゚)」
「短期離職は履歴書上の汚点になるわよ。イジワル(*´з`)、短期離職を履歴書に書かなくても、次の職場の就労時、厚生年金の納付の記録でわかっちゃうんじゃない(´∀`*)ウフフ」



6.無職状態
「無職の奴は、フラフラしてるダメニートで、覇気がなくだらしない奴である。」
「貧困に陥った奴を、行政や公助で助けてやる必要はない。貧困に陥るのは努力不足、自己責任だ」
「仕事してて、金を稼ぐ奴が偉いんです。」
「owakonさん、空白の期間がありますが、この期間は何をなさっていたのですか。」
回答「えっと、(>_<)、アフリカに旅しててゴリラに餌をやってたりしてました。」
ひろゆき「なんで日本の人って、無職を忌避する人が多いのだろう。僕、浪人してた時代あるんすけど、ブックオフで本売った時堂々と職業欄に「無職」って書いてましたよ」


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7.プライベートの優先
「仕事を通じて公に奉職することこそ尊い。プライベートなど後順位だ。二等兵の(private)やることだ」
「彼女との旅行と会社の社員旅行、どちらを優先させるのか、分かっとるな。当然会社の社員旅行だ」
「年休を取りたいだと(# ゚Д゚)、お前、現実分かってんのか?自分の権利ばかり主張してんじゃねーよ」



8.生活保護の受給
国会議員片山さつき氏「最近は、生活保護の受給を恥と思わない人が多くなってきた」
「貧困は、本人の自己責任や努力不足。俺らの税金で生活するな」
「仕事は探せばある。選り好みするな。働かない奴はクズ」

さて、いかがでしたか。旧日本の労働マナーあるあるでしたでしょうか。私にとっては息苦しいことこの上ない労働文化でして、外国の人に紹介したら笑われそうな教義です。



しかしながら、20年ほど前は良いものとして、自分の脳みその中で受け入れてました。それが危険を内包する危ういものなんて疑いもせずに。
その証拠に20年前のわたしowakonが体験したブラックバイトの話を紹介します。
暗黒時代の圧倒的ブラックバイトに対しての受容

(わたくし今30代後半)20年ほど前の話です。当時、私は、学生でアルバイトをしてました。仕事はホテルの宴会場でのサーバントサービスです。結婚式や会社の歓迎会などで料理を運んだり、祝宴前のテーブルをセットしたり、空になった瓶ビールを片付けたり、会場の清掃などに従事しました。
色々なホテルに派遣されましたが、家から地下鉄で通えたことと時給が1150円からスタートしてその当時としては高かったので、応募しました。
がしかーーーーーーし
とんでもないモンスター上司がいました。名前はU氏というのですが、この方、動きが少しでも悪いと部下である私の胸倉を掴んで威嚇するは、怒鳴るは、嫌味を言うのは(「お前の働きぶり、時給換算するといくらになるか分かるか?マイナスだ、コラ」)当たり前田のクラッカー。運んでいるビールケースに蹴りを入れるなど狼藉がすごかった。
極めつけは、女の子の従業員の足に蹴りを入れてました。

今の基準では、明白なパワハラ行為ですが、当時はパワハラやブラックバイトなんて言葉はありませんでした。
この件で恐ろしいのは、上司のパワハラ的ななさりようもですが、私も何も違和感を感じなかったし、何もせずに、忍従した点もです。今では、若い女子に「どうして辞めないの」とか「どうして通報しないの」とその点批難されたりしますが、その当時、私は上記の「日本労働道」の教えにプチ洗脳されていて受け入れてたのです。要は「盲目的な上命下服」とおしごきズムの体育会系主義ですね。
お許しを。当時の日本人は体育会系価値観の人は多かったのですから。

その当時は阪神タイガースで星野仙一監督が指揮、指導していました。ご存じの方も多いでしょうが、彼の指導は良く言えば熱血的。スポコン的体育会系主義がスポーツ界だけでなく一般社会でももてはやされたおりました。この点、作家の橘玲氏も指摘してます。(なぜ、日本社会は「体育会系」というカルトを追い求めるのか)
知人も述べてましたが、盲目的な上下関係は「一種のマインドコントロール」で私も親や祖母の教え、世間の風潮に洗脳されて、私自身そんな上司の指導態度をイケてないものと捉えておりませんでした。まるで、ナチス時代のヒトラーを支持するドイツ人がナチスに盲目的に従い、戦争に協力したり、ユダヤ人の迫害や弾圧に協力したみたいに。
ハンナ・アレントの言葉
「悪は、サイコパスではなく、思考停止した凡人が引き起こす」

「狂人というものは、己の行為を狂っていると自覚できない」などという言葉もあります。イカレテルパワハラ行為でしたが、その上司の中では、彼なりの信念と正義だったのでしょう。
教育というものは、恐ろしいですね。息苦しくて間違ったものでも、当然のこととして受け入れてしまうのですから。ちなみに昭和の労道教の指導態度(高圧的またはプリプリと怒る感情的指導)は子供っぽくて、長い目でみると損をするとアドラー心理学で否定されてます。



そして親の教えにより「上の人がとにかく正しくて自分がとにかくダメだ」という捉え方が強いと自己受容ができず、「対人不安」や赤面症、乗り物恐怖などの不安感につながり、生きづらいライフになります。この点でも昭和平成の労働教はヤバい。
息苦しさを感じてるなら、今一度カウンセリングに。

私の体験ですが、あるカウンセラーの方が、お口が悪かったけど昭和平成の労働教的指導態度の先輩を否定してくださって、心は軽くなったことが実際ありました。色々な話をしてくれて、自己否定が薄まったからでしょうね。


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次の記事では、世間の規範や親の教えや呪いからどのようにして自由になっていったか、その調伏方法についてお伝えします。

世間の規範や親の教えは、「当然のこと」として知らず知らずのうちにインストールされているぞ。
もし、息苦しさを感じているなら、親や教師から教えられた常識を疑問に思って、自分の頭で考えてみよう。
知らないうちに他人を苦しめたり、自分を貶めてたりしているかも。
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