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トド(ゴロゴロ)が一番、休職時の生きざま。頑張らないことを頑張る。

リフレッシュと趣味
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 読者諸兄諸姉の皆様、ご機嫌いかが、元ブラック企業戦士(社畜)のowakonです。

今回、休職時、あるいは無職時の過ごし方を私の体験談を踏まえて、紹介したく思います。というのも、意外と「休職時」の過ごし方をしらない、どう過ごせばいいのかわからないという需要が多かったのです。私が、読んだ漫画「うつ逃げ、うつになったので全力で逃げてみた」(KADOKAWA)の作者なおにゃんさんも、うつで休職時どう過ごせばいいかわからなかったと述べていました。

 それで、うつの休職から8週間で復職した私の休職時の過ごし方と心構え、また復職並びに快方に活用した参考になった本やYou TUBEチャンネルも紹介していきます。

 うつで悩む皆様のいい参考資料になればうれしいです。

うつの入り口、過重労働とパワハラ

  そもそも、私のうつ病発症のきっかけはパワハラやギスギスした職場のムード、夜勤、1日あたりの作業負荷の高い職場環境でした。不当なリストラもあり、すぐに仕事につかねばという焦りにかられてる中で、夜勤の冷凍倉庫での出荷作業の仕事が空いてて、応募したら採用されたという流れでした。

 夜勤は覚悟してましたが、作業量の多さやギスギスした職場のムードやパワハラは事前にわからないところでした。マイナス24度の冷凍倉庫でのフォークリフトでの出荷作業でなおかつ1時間あたりの作業量がべらぼうに多い。そんなことで疲労がたまってしまいました。肉体の疲労はメンタルへも悪影響を及ぼし不安感を感じるようになりました。その後、夜勤でない別の職場に転職しましたが、不運は続き、そこでも理不尽に八つ当たりするパワハラ上司に遭遇。そんなこんなで鬱状態へと至りました。この体験談はまた後日、別の記事で書き記します。

呪術回転、昭和、平成の呪いからの脱出

 ユーチューバーひろゆき氏「働かない奴は、とにかくダメで、はたらいてたべるご飯はとてもうまいって人がいるんですけど、ぼく、その意見には反対で働かないほうが全然楽ですよ。働かないで、楽しんで食べる飯も美味しい。」

 ひろゆき氏「無職の人や自宅警備員の人でも、だらだらと広告付きの漫画よんだり、ユーチューバーの動画みたり、ブログ記事読んだり、物を消費することで、経済活動に貢献してるので、まったく無価値ってわけでもない。なので漫画やエンタメを消費するっていうのもいいんじゃないですか。ダラダラと過ごすのが僕らの人生なので」

 これは、うつで休職中に私が、お風呂の中で(夏)リラックスしながら拝聴したYOUTUBEの動画であります。ひろゆき氏、時にいいかげんなことや、まちがったこともお酒のみながら発信していて、主張していることすべて鵜呑みにはできませんが、この動画の内容は自分には痛快で笑わせてもらいました。

WHY JAPANESE people。なぜこの動画で爆笑するのか(厚切りジェイソン)。なぜなら、このひろゆき氏の言っていること昭和の息苦しい教義や常識をひっくり返して(回転)否定してるので。

 昭和PERIOD(時代)peopleの大人は、言ってた。私がガキのころの時分でした

「仕事してない奴は駄目だ。覇気のないダメニートだ」

「今時の若い奴は、根性や忍耐がない。」

「働くことでしか幸せにはなれん。」

「金儲けは死に病、仕事は辛いものだが、艱難辛苦を乗り越えて、逃げない先に成長を掴みとれ。」

「若いころの苦労は買ってでもせよ」

「24時間、気合いれて働け」「休むなーーーー、働けーーー(゚Д゚)ノ」

「仕事を通じて社会に貢献しろ、企業戦士こそ美学。自分の権利ばかり主張するな。」

「公租公課を働いて納めろ、生活保護は恥だ。」

「カイシャというものは、すぐに辞めた奴を尊重しない」

昔、♬「黄色と黒は勇気のしるし。24時間働けますか。ビジネスマン、ビジネスマン、ジャパニーズビジネスマン、」という栄養ドリンクのCMソングも流れてましたな。

しかもこれらの文言をプリプリした口調で押し付けるものだから半ば呪いと化すのです。

  これのどこがやばいかというと「勤労の美徳、転じて呪いと化す」という言葉の通り、悪い作用として働き、健康心理学の上で不味いのです。上手に休めないのです。怠けてる自分をいたずらに責めてしまう。うつで上手に休む時にこれは望ましくない。よく休み、頑張らないことを頑張るためにまず親や教師から取り込んでしまった価値観を見直す作業から始めましょう。

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 お薦めのYOUTUBE動画としては、「ひろゆきまとめ」ハッシュタグ生活保護やその他にもGabalaboCH「ラッセル、一生懸命働くことがえらいなんて奴隷の道徳なんだよ」、中田敦彦YOUTUBE大学「ベーシックインカム」などが挙げられます。

トド(ゴロゴロして)して、読書三昧、小原しょうすけ

  うつで休職中に私が心がけたこと「それは、勤労の美徳や保守派の評価から逃れて、いかにトドのごとく上手く休むか」でした。

いい寝顔のトドならぬゴマフアザラシさん。幸せそうだ、社畜の私より幸せなのか。

 とにかくゴロゴロ過ごすこと、頑張らないことを頑張る。これがミッションでした。(何のこっちゃ?)

 それと並行して、協会けんぽの傷病手当支給申請はしなくてはいけませんでしたが、そのことは別の記事で詳細に書いてます。

 暇な時間をどう過ごすか

とりあえず図書館へGO。今の図書館は良い。お堅い活字の本ばかりでなくて、漫画や旅行情報誌なども置いてあります。私は、「JIN」や「silverスプーン、銀の匙」、「アドルフに告ぐ」「陽だまりの木」それでも町は回っている」「あとかたの町」などのコミックを借りて読みふけってました。他にも「まっぷる」や「るるぶ」などの旅行情報誌、変わったところでは「世界国勢図絵」などのデータ本なども借りて読みました。データ本なんて借りる価値があるのか?などとお思いでしょうが、データから幸せそうな国や社会を読み解き、妄想して楽しむのです。

図書館はいいですぞ。無料で、コミックというエンタメを楽しめるのですから。また、図書館まで移動することになりますので、いい散歩になります。散歩などのウオーキングや運動はメンタルにもいいみたいなので一石二鳥です。

 また、知識は力であり、役に立つものであります。私は漫画ばかりでなく、活字の本も読みました。協会けんぽのさらなる研究のための社会保障の本労働法の本、あとは知の好奇心のために池上彰のニュースの本、谷本真由美氏の「世界でもっとも日本が貧しい理由」、大原ヘンリ氏の「年収90万円で東京ハッピーライフ」など。またTOEICの学習方法の本なども借りて読みました。

 こういった本を借りて、名古屋市の地活(地域活動支援センター、精神障害者や知的障害の人のための寛ぎや孤独防止、レクリエーションの場)の休憩所にて、ゴロゴロして寝そべりながら読んで過ごしました。地活はクーラーが効いているので快適です。寝るが豊楽銭要らず、起きて働く馬鹿がいる。小原しょうすけさんの如く、朝寝、朝酒、朝湯をエンジョイ。でも、私、朝酒はしてはいませんよ。アルコールは、うつに良くないのですから。

 せっかくの機会、協会けんぽの傷病手当を活用して過ごしましょう。働かなくてもお金がもらえる、しかもサラリーマンという世間体もある夢のような期間なのですから。うつに効く薬は心身を休めることです。エネルギーをチャージしましょう。

休職中のお出かけと小旅行

 

  また、休職中に行ったことは、地活の職員さんとカラオケしたり、お出かけしたりもしました。自分は、うつとは言っても初歩のレベルで休職したら、早期に快方に向かい、睡眠不調などは回復しました。それに伴い、外出する気力は出てきたのです。ただし、強い不安感はなかなか払拭できませんでしたが。

 地下鉄で名古屋港水族館に出かけて海の王者シャチさん(シャチクがシャチを視る)や幻想的なイワシのトルネードを閲覧したり、名鉄電車で東海市の花火大会でお酒飲んで夜空を彩る大輪の打ち上げ花火を視たりもしました。人ごみの中で大きな不安にも襲われず、いい思い出になりました。

 また、休職中には「青空フリーパス」というJRの企画切符で、一人旅にもしゃれ込みました。江戸時代の宿場町の馬籠宿の観光並びに岐阜県の馬籠宿と長野県の妻籠宿を結ぶ登山道をハイキングしてきました。

そこで、あるイタリア人の30歳の男性観光客に出会った。名をエドさんという。拙い私の英語でちょっとコミュニケーションをとったら、彼とハイキングをご一緒する流れとなり、その際にまた昭和の呪いを回転する話を聞いた。これまたなかなか痛快でした。「あっそと軽く流せなかった。

 データによるとイタリアの自殺率は10万人あたり6.5人で日本の三分の一なのだという。そして、ななななななんと彼は、失業中なのだという。私より立場悪いじゃん。その彼は言った。

 

さすがイタリアの人は、無職に強いね。(^_-)-☆

むう、イタリア人、世間の人の評価やディスリを気にしないのか。(゜o゜)

 すげー、日本人は失職≒人生失格なのに、同じ失職でもこう捉えるんだ。(゜o゜)

やはり、西ヨーロッパの人は物事の順番が逆なんだよね。日本人は「なんでもいいからとにかく働け、、世の中甘くない、甘えるな。サボるな。」だもん。(>_<)

 うんうん、いいね。さすが自殺率低い国イタリア、KAROSHI(過労死)の人が少ない国の方はそういう風に考えるんだ。(^^♪

 この馬籠宿の旅では、江戸時代の古き街並みを身体で体感したり、恵那山の森林や滝、いい味してる年季の入ったお茶屋さんでアイスバー(メニュー表記が外見に似合わず英語)を堪能するだけでなく、息苦しい昭和の呪いをまた一つイタリアン人に解いていただいた。良かった。

 馬籠宿の坂道、石畳がいい味してる。江戸時代やー

水力を利用した水車、再生可能エネルギーの先駆けですな。発電もできそう。

信州と言ったらやっぱこれだね、お蕎麦。

ハイキングコースの入り口の「熊注意」の標識。私は、クマよけ鈴を携行しましたが、森のクマさんは遭遇しませんでした。それでよし。

馬籠峠です。標高800メートルなのにかなり暑かった記憶があります。(6月の終りごろ)

馬籠峠の茶屋、江戸時代の街並みに溶け込んでいい味出してる、ここで休憩しアイスバーを食しましたが、メニューが英語表記でした。馬籠宿は外国人の観光客が多かった。観光庁や関連業界も喜びひとしおでしょう。外貨が稼げますから。

(この旅行記はまた別記事で詳しく書きたいです。)

オススメの本、owakon RECOMMEND

 最後に休職中に読むお薦めの本を紹介します。「とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか?」(下園壮太 著作)という本です。

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 こちらは、活字の本となってますが、ガッツリした学術書というわけではなく編集者と自衛隊のカウンセラーの対話形式になっていて、気分の病み上がりの人でも読みやすい本です。この本では、昭和の価値観から離脱し、うつ時の休むことの有効性、期間、またうつの厄介さなどを説いています。この本を読めば、トドライフの促進になるはず。お値段は1400円、ページ数は260ページほどで、私はAmazonで買いました。

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本日のあなたに伝えたいこと

owakon
owakon

うつや不安は単純に脳の疲労という場合も多い。鬱の薬は、ただおねんねするだけで有効。「働け、根性を強くしろ、うつなんて甘えだ」という昭和の呪縛から離脱しよう。

 休んで仕事に戻るのも、仕事のうち。

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