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弥生時代の暮らしと異国への窓(佐賀並びに長崎旅)

ブラック企業での疲弊を癒す旅行
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 尾張のメンタルヘルス男、九州へ旅立つ

目次

  • 吉野ヶ里公園
  • 長崎路面電車
  • 長崎孔子廟
  • 大浦天主堂
  • グラバー邸
  • 稲佐山夜景

 

私は、不安神経症と闘病している人間です。今回の旅ブログ記事は、気分障害などでひきこもりがちになりそうな人たちにも向けて書いております。もちろん、一般の人もこの記事を楽しんでもらえたら嬉しいです。まず、名古屋の栄から名鉄の深夜高速バスに乗り、九州の福岡に向かいます。

観光客用のデカいバスです。中に入ると、自分の座席にストレートにたどり着けねぇ。(ーдー)

 というのも、三列シートになってるのですが、一つ一つの席が白いカーテンで区切られているからです。

さて、翌朝8時に博多駅に無事到着しました。まず、リレーカモメという特許に乗り、佐賀県は吉野ヶ里公園に向かいます。このリレーカモメ車体はなかなかダークグレーかつ流線型でカッチョいいですぞ。

弥生時代の歴史体験

 午前9時頃、吉野ヶ里公園駅に到着。ボストンバッグを駅の観光協会に預けてレッツゴー

さて、続きを書かせていただきます。まず、訪れたのは佐賀県は「吉野ヶ里公園」です。ここは、弥生時代の住居や倉庫などが展示されてました。また、弥生時代に栽培されていたのかなぜかネギと大根が植えられておりました。

この公園はなかなか広い。天気の良い中で、竪穴住居などを見て回り、矢倉にも上りました。なかなか雄大な眺め、弥生人や卑弥呼はこのような建物の中で生活していたのかと想像に耽る。ここでは、建物の見学だけではなく、弥生時代の火起こしも体験できます。100円でですが。

吉野ヶ里公園ですが、ここでは弥生時代の火起こしも体験できます。私の番は、私以外の参加者は全てちびっこ。30代後半の男とちびっこが弥生式ドリルで火起こしを競うというシュールな光景。指導員のおばちゃまにコツを教わるものの着火成就せず、ちびっこたちが煙を起こすのに成功し、ちびっこたちの勝利となりました。

 いい大人火起こしで負ける。いいのさ。少し恥だが私の自己肯定感はこの程度で傷つかない。うん

ここは、弥生時代の生活様式の博物館など見所もあり、退出が列車の時刻に合わせてギリギリになりました。駅まで1.2キロ疾走して、汗だくになりながら、駅の観光協会でボストンバッグを受け取ります。ここは満喫しましたぞ。

吉野ヶ里公園 データ

http://吉野ヶ里公園

  JR 「吉野ヶ里公園駅」南口 徒歩19分

       営業時間 9:00~17:00 定休日12月31日、一月の第3月曜

路面電車と坂の町、長崎

11時12分、お次は、長崎に向かいます。ここでは西九州新幹線「かもめ」にせっかくなので乗車しました。このカモの2のまちロが69キロと日本1短い新幹線らしいですな。本来、長崎~博多の営業予定ですが、先行して佐賀の「武雄温泉」から「長崎」まで開業したらしいです。時速は260キロくらいでしょうか。武雄温泉から長崎にノンストップでは行かず、新大村などに停車し、駅と駅のインターバルは10分程度、新幹線的高速で流れる車窓の景色を閲覧しながら、30分程度で長崎に到着しました。やったね。

長崎に到着しました。まずは、路面電車に乗り宿泊予定のカプセルホテル「MINATO Sauna」に向かいます。荷物を預かってもらうためです。広島といい長崎」といい原爆の町は路面電車が走っていますな。我が名古屋市ではモータリゼーションの波で、車社会の邪魔物となり姿を消しました。

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ですが、路面電車という乗り物、最近西ヨーロッパ諸国では見直されているらしいですぞ。なんでも環境と身体障害者に優しいとかで。さすが社会福祉の大人の国。

料金は140円、素朴な感じがして移動手段に愛用することにしました。

さて、まずは、長崎の中華街に向かいます。もうお昼でお腹を満たすためです。中華街は料理店やお土産屋が色々あります。歩きながら迷っていると空腹が襲ってきます。空腹はメンタルの敵、ノルアドレナリンが湧き出そう。とりあえず適当な中華料理店に入り、湧き出る対人不安を深呼吸で抑えながら、なんとか麻婆丼を注文。お値段は880円。リーズナブル。量はややお上品。味は、、、、、私的には美味しい。空腹もあってか、私は飲食店の食事はたいてい美味いと感じる幸せ舌なので。人間関係もこうあってほしい。たいていいい人と感じれるように

中国の哲学者、異国の窓口長崎に出没する

お腹を満たしたら、まずは長崎孔子廟に向かいます。こちらは儒教の祖、孔子様を祀っているお堂兼博物館らしいです。入場料600円払って、通ります。まずは、庭の池の石橋を見学。左右対称です。中国の庭は左右非対称の日本庭園とは違うようですね。さらに歩を進めるとキンキラキンの建物が目に入ってきます。中華はやはり派手ですな

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 さらに奥に進むと、孔子様に礼拝するお堂があります。靴下を脱いで礼拝しました。やはり礼を尽くさないと。

さらに奥に進むと、孔子さまの博物館があります。私、儒教は盲目的な上下関係をうたっているような部分は好きではなかった(ブラック企業に見られる強い上下関係はパワハラの温床なので。パワハラはメンタルの毒ですから)。が、ここでは「和して同ぜず」という含蓄に目を奪われました。徳を積んだ立派な人は人と和やかに和合するが、付和雷同することは決してない。逆に小人(至らない方)は付和雷同して騒ぐが他人と協和して物事に当たらないと説く。うーむ、不味い空気に安易に飲まれず強い自分の意見やポリシーを持てということか。日本社会において波風立てず調和しつつ己を貫くは難しいが、胸に刻んでおきます。はい。

 

長崎のシンボル的世界遺産、大浦天主堂

孔子廟」から歩いて、次の目的地大浦天主堂へ向かいます。長崎は孔子廟、グラバー園、大浦天主堂と観光地が固め打ちされてて、回りやすいです。あと、長崎は、坂の多い町ですね。私、UBER配送の副業してますが、自転車でUBEREATSの副業したら、坂が多くて大変そう、、、などとくだらないことを考えながら、Google 先生のお導きにより一路大浦天主堂へ歩を進め”(-“”-)”ました。だがしかし、おっちょこちょいにもグーグルマップを用いたのに迷いました。たはは。セミプロのUBER配送員なのに、これでは何も頼めませんね。”(-“”-)”

 迷った分、長く坂道を歩く羽目になりましたが、いいエクササイズになりました。ふふふ。

 大浦天主堂への道ではいかりや長介さんの言葉が掲示されてました。「弱くてもいい」。

なんだか、メンタル疾患と戦う者たちには肩の荷が落ちて、救われそうな言葉です。自己受容に貢献し、メンタル回復に資するような

さて、大浦天主堂へと到着しました。人ごみが多いのにも関わらず、気分的にはけっこういい感じです。このキリスト教のお堂は世界文化遺産に登録されてるようです。

 なんでも、長崎の日本人キリスト教徒、260年も幕府のキリシタン弾圧から隠れて、信仰をリレーしたそうな。ある隠れキリシタンが、明治期来日したフランス人神父さんに「私の胸、あなたと同じ」と告白したエピソードが残っています。

こちらの施設、外観は撮影できますが、お堂の中は撮影できません。やはり神聖な場なので、それはごもっっともです。中は、キリストとその使徒のステンドグラスがきれいで印象的でした。ここの近くの旧ラテン神学校では、キリスト教の伝来と長崎とキリストのつながりについての展示があり興味深く拝見しました。

 ここの近くのお土産屋さんで、「カステラソフト」なるデザートを頂きました。お味はちゃんとカステラのお味がしてて美味し。何がどう美味しいか?私、以前にも申し上げたとおり幸せ舌でして、ソムリエの如く気の利いたコメントはできません。「コーンのさくさくとした食感の中、甘味とのコントラストが素晴らしい云々」

 いや。アイドルの食レポの如く「美味しい」それだけっす。

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坂の町長崎の歴史と眺望を楽しめるグラバー邸

 次は、グラバー園です。こちらは、トーマス・グラバーという幕末時に日本に来たスコットランド人商人のお屋敷です。何故かゆるキャラがいました。その名は「長崎さるく」。長崎の観光協会のゆるキャラでしょうか。うーん、いいか悪いか、判定は致しかねます。まあ可愛いのではないのでしょうか。こんなキャラ見たことありません。

 さて、グラバー園へは、動く歩道にて上がっていきます。坂の上、絶景です。


桜と長崎の街並みのコントラスト、美しいわ。映える。「考えるな、感じろ。」私の国語力の拙さもあるかもしれませんが、上手く言語化するのは難しい。グラバー邸に進入します。グラバーさんは、日本の近代化に貢献した功績もあり、日本の近代化とのかかわりの展示がありました。バルコニーからの眺め。よしよしよし。

天気も晴れていて素晴らしい。心も快晴。いつも、こうあってほしい。これだけで、来たかいもあります。いい景色は心も元気にするのかも。うん。

ところで、長崎は外国人観光客の方々がたくさんいらっしゃいました。原爆の町ということもあるかも知れませんが、西洋人がこのグラバー園にきて新鮮味はあるのかしら。郷愁の念が湧くのかしら。日本人がフランスにいって、日本庭園やうどんや畳や銭湯に触れるようなものかしら。

 さて、また路面電車に乗り、再度中華街に向かいます。

ここで、友人や家族用のお土産を購入します。観光客が多かったですが、気分良く回れました。お土産はなかなか値は張りましたが、選ぶのが楽しく、その楽しみが不安を緩和させたのでしょう。ちなみに夕食は、「餃子の王将」にて餃子定食をいただきました。長崎まできてなんでやねん。リーズナブルだし、美味しいから。お代金、780円払っていただきました。

世界新3大夜景、稲佐山

九州初日、最後は長崎の夜景であります。正式には稲佐山山頂からの夜景です。この長崎の夜景は、モナコ、香港とともに「世界新3大夜景」と認定されてるそうです。

 さて、行きましょう。この稲佐山のロープウェイの入り口は神社の境内です。珍しいですね。さて、乗車して、山頂へと向かいます。車中では、お姉さんの声で長崎の夜景を紹介するアナウンスが流れておりました。

 長崎の稲佐山は350メートルの高さらしいですな。山頂駅から歩いて8分、稲佐山展望台に到着しました。時刻は20時45分。帰りのロープウェイの最終便を意識して堪能しました。やはりbeautiful。さすが世界新3大夜景。目に焼き付けておきます。天気が晴れだけでもラッキー、それをスリーグッドシングス(一日に幸運なことを三つ書く日記)に書けます。

 これは、長崎稲佐山山頂のTV塔です。21時に緑色にライトアップされました。展望台には、レストランもあり、恋人たちのムード満点。私は、男一人ですが。タハハ。( ´艸`) 

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 せこいことに、観光バスでやって来た観光一団にコバンザメして、ガイドさんのお話やガイドをタダ乗りさせていただきました。なかなか興味深い。あちらの方向に見えるのが、長崎造船所だとか、原爆の爆心地はあっちの方向だとか、正面に見えるのが、長崎駅だとか(ハートの電飾がありました。)拝聴しました。これも運。

 こちらも不安があまり高ぶらず、エンジョイできました。九州1日目の長崎は天候と同じく晴れ晴れとしてました。旅行中の気分はこうであってほしいです。ほんと。名古屋から高い代金(深夜バスですが)を払ってきてるのだから。

 

 さて、私の紀行文いかがでしたか?それと、長崎の町は?

不安症の人は、乗り物や人ごみが苦手になることが多くて、引きこもり気味になる方もいますが、不安神経症の者でも旅を(ところどころ心理療法しながら)エンジョイできるということを示せたらよかったです。この長ったらしい文章はそこに意義があるかも。

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